会社案内の映像は、企業の魅力を詰め込んだ編集がされています。
医療機器メーカーといえば、オリンパスや東芝メディカルシステムズなどの大手企業が有名ですが、いったいどんな会社案内の映像を使用しているのでしょうか。
医療といっても幅が広く、会社案内映像で医療のどの分野に関わっているのかを短い時間で分かりやすく伝えることが重要です。また、わたしたちの生活にどう関わっているのかを伝える事も重要な要素です。
そんな医療機器メーカーの工夫に満ちた会社案内映像をご紹介します。
株式会社駿河生産プラットフォーム
20年以上という長い年月をかけ、コツコツと精密加工技術の向上を行ってきた企業で、
医療機器分野に関してはその精密加工技術を生かし、光関連機器製造事業（OST）を行っています。
株式会社駿河生産プラットフォームは、「光精密位置決め分野」において、国内ではトップクラスのシェア率を誇る企業です。
また、日本国内にとどまらず、欧米やアジアの市場を中心に成長を続けています。
映像は、商品のスライド写真と共に音楽が流れ、どの分野に必要な製品を作っている企業なのか、また、自社で開発した製品を、提案から販売・輸出まで行っているということを、スライド写真に合わせて文字解説を行っています。
企業の事業内容などが、シンプルに伝わる動画になっていますね。
オリンパス株式会社
カメラメーカーの大手企業として有名な会社です。
オリンパス株式会社の長年培われてきた光学技術を、デジタル技術に組み合わせることにより世界シェア7割の技術は、癌を始めとする様々な医療機器に採用されています。
顕微鏡の量産化を実現することから始まったオリンパス株式会社。
こちらの企業紹介映像は、それぞれの目的に合わせて、「見えないモノを見る」為の道具として紹介されています。
シアターにいる男の子が紹介に対して、自分の感想や疑問のキャッチボールをしているというのも感情移入しやすく、理解しやすい動画になっています。
東芝メディカルシステムズ
画像診断装置分野をリードしてきた会社で、X線管の研究の着手から始まり、
現在の医療業界には欠かせない「MRI」や、「ヘリカルCT」などの製品をいち早く開発してきた企業です。
わずか30秒の時間で、社内の風景から始まり、製造工場の風景、どんな医療シーンで利用されているのかを映像で紹介しています。
また、映像と合わせて音声による企業説明が入っているので、
ややスローなフラッシュ画像でも分かりやすい映像になっています。
会社の温かい雰囲気が伝わる会社案内映像です。
株式会社日立メディコ
日立グループの中で、ヘルスケア部門を担当している会社です。
「より良い医療システムの提供を通じてヘルスケアの進歩に貢献し、世界の人々の健康に奉仕する」という企業理念の元に事業展開をしています。
会社案内の映像の冒頭では今現在の社会の時間は早く進んでいて、問題や必要とされるテクノロジーは複雑になっているという問題提起を、デジタル映像と交えて紹介しています。
日立の会社の始まりから、現在開発されている製品がどのように人々に活用されているのかを伝え、開発・製作工場などのシーンを組み合わせて製品説明も伝えています。
デジタル映像とシーン映像を上手く組み合わせ、身近な日常に日立製品は欠かせないことを上手くアピールできています。
シスメックス株式会社
シスメックス株式会社は検査機器などを始めとする医療に関係する機械の
研究・開発・製造・販売・輸出などを行っている企業です。
様々な専門的な各分野の技術を組み合わせたり、結び付けることで、
よりコアな独自テクノロジーを確立している会社です。
こちらの会社案内の映像では、グラフや文字を使用して企業プレゼン用にも利用できます。
企業理念から始まり、現在の医療分野での役割を紹介しながら、
シスメックス株式会社の製品が用いられている機器や、利用シーンをアナウンスを入れながら紹介しています。
また、日本に限らず世界の医療の現状とこれからの問題を提起し、
その問題を解消する為のシスメックス株式会社の役割を映像です。
この映像を見ることで、会社の概要が完結に伝わる作りになっています。
まとめ
医療分野は専門用語が飛び交い、難しいというイメージがありますが、医療機器メーカーの会社案内映像は、誰が見ても分かりやすく伝わる工夫がされているものが多かったですよね？
人々の暮らし、生命を支える企業としての役割を上手く伝え、わたしたちの暮らしのすぐ身近にいる存在ということが分かりました。
こうして見ている人に対して親近感を与えることが会社案内映像においては非常に重要な要素だということが分かりますね。
