食品加工メーカー会社案内映像5選

人々に欠かせない食。食に関わる産業は大きく、その中でも食品加工メーカーは、私たちに安定的に食べ物を提供できるようにするとともに、豊かになった日本国民の「食ニーズ」に対応した食品を供給する役割を担っています。

有名な加工メーカーと言えば、「東洋水産」、「ニチレイフーズ」、「日本ハム」など様々なメーカーが存在します。

これらの食品加工メーカーに限らず、様々なメーカーは、私たち消費者に安全で安心できる食品の提供、また、食の楽しみに工夫をこらした商品を常に提供し続けてくれています。

そんな食品加工メーカーの会社案内映像はいったいどのような構成になっているのでしょうか?

アミュード株式会社

1975年埼玉県で香辛料製造加工、調味料製造加工、自動充填包装加工をする会社として設立しました。

主に小袋調味料をメイン商材としており、自社で、製品開発・製造・加工・販売まで手掛ける食品加工メーカーです。今や、コンビニのお弁当などに使用されたり、私たちの食生活には欠かせない小袋調味料を作っている会社です。

工場内の映像や、会社内の映像を使用して、音声アナウンスを入れながら映像に合わせて説明をしています。

また、会社の社長をはじめ、それぞれの部門の社員がコメントを入れていく手法をとっており、よりリアルな会社の雰囲気を知ることができます。この映像のポイントは、商品説明や事業内容が分かりやすく伝わるように、製品や製造の特色を説明することで、より分かりやすい会社案内映像が完成しています。

株式会社和泉食品

1929年大阪の浪速区に設立され、戦争中に生野区に移転したソース食品加工のメーカーです。「味に究極はなく、味と共に歩む」という企業理念のもと、お好みソース、お好みたこ焼きソース、ウスターソースなどの調味料と、お好み焼きやたこ焼きの粉などの商品開発・製造・販売を2つの工場に分けて行っている会社です。まさに粉文化が盛んな、大阪ならではの企業といったところです。

株式会社和泉食品の会社案内映像は、明るい音声アナウンスと共に製造工場の映像から始まります。商品説明から、事業内容、どんな場所で株式会社和泉食品の商品を供給しているかの紹介まで1分間にギュッと詰め込んだ映像になっています。この会社案内映像の特色として、オリジナルソースの開発や、店舗開業の手伝い、お好み焼き・たこ焼きにおいては教室も運営しているということまで紹介しているということです。スライドと実際の工場の映像を使いながら、シンプルに企業紹介がまとめられている映像です。会社の特色が前面に出ているのがこの映像の魅力です。

株式会社オカベ

株式会社オカベは愛媛県伊予市で、海産物の加工メーカーとして設立されました。

事業内容は、主に小魚製品や佃煮、乾燥おつまみなど、私たちの食卓に欠かせない加工食品を研究・開発・製造・販売までを行っている会社です。

この会社案内の映像は、お笑い芸人を起用し、冒頭の寸劇で、しっかり自社の製品名を出して紹介しているところからはじまります。また、営造途中で愛媛の豊かな海産物を加工する会社として、取得している資格を紹介して、品質の安心と安全をアピールしています。

事業内容の説明に合わせて、それぞれの部署が行っている仕事内容を細かく音声アナウンスと社内や、工場映像と共に説明しています。また、途中にそれぞれの部署の社員のインタビューを入れることで、より会社の特色を伝えやすく構成されています。この会社案内映像の特色として、芸人を使ってアテンドをさせていることです。ただ企業紹介をしても面白くないという、社風が現れている映像だと思います。

株式会社釜屋

1995年熊本で設立されたのが株式会社釜屋です。事業内容は、いりごまや、すりごま、ふりかけなどの製品製造加工・販売を主軸として行っている会社です。また、OME生産として菓子類の製造、飼料及びペットフードの製造なども行っています。

株式会社釜屋の会社案内映像は、15秒という短い時間で伝えたい情報だけを詰め込んだ映像を作成しています。国産ごまを栽培してくれる農家の募集は、実際の刈込みの映像を使用し、文字でメッセージを伝えています。自社製品の紹介は、工場での映像に加えて、自社製品の写真を散りばめたスライド画像を使用してシンプルにまとめられています。この映像のポイントは伝えたい事を会社紹介と、熊本能力プロジェクトと、製品紹介3点に絞られて作られているところです。

マエカワテイスト株式会社

1951年、前川商店という花かつおを販売する「かつお節屋」として創業した食品加工メーカーです。事業内容は、削りぶし、液体だし生産・販売を主としている企業です。料亭の様な本格的な味をテーマに、それぞれの製品を製造しています。

会社の経営理念から始まる企業紹介映像で、実際に製造している映像に合わせながら、音声を使った説明を加えることで、より分かりやすい映像になっています。新しい受注オーダー方法として、化学調味料を使用しない、それぞれのお店独自の出汁づくりを行っているということもアピールしつつ、安心・安全な「食」を提供しているというメッセージを載せています。

まとめ

私たちの生活に密着している食品加工メーカーですが、実際気にしたことがないという人も多い中で、この様に企業紹介として映像を製作することで、どんな会社なのか知ってもらうチャンスが多くなるというのは間違いありません。食品加工メーカーは実際に製造しているところを見てもらうことで、何も隠さず製造していると安心した印象を見る人に残すことができることも分かりました。ぜひ、映像制作の参考にしてみてください。

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